手持ち無沙汰な時、温かいお茶のお供にでもして頂ければ、うれしいです。

Entries from 2023-01-01 to 1 year

物語が生まれた?

普段はそれほど興味のないスポーツだけど 日本選手の方たちの頑張る姿を見ると自然と心が熱くなって応援したくなる。 去年のサッカーもワーワー言いながら観てたし、この間のWBCも感動した。 そしてスポーツ選手だけではなく、何かしらに一生懸命に頑張る人…

稲子

ジャポニカ米を切らしていた。 近隣のスーパーで購入可能な美味しいお米は高い。 インフレ前は1キロ2ユーロ前後だったのが、今は平気で4ユーロ以上する。 もっと安価なお米もあるけれど、浸水時間を増やしても、水の量を調節してもパラパラポソポソでチャ…

文字

思いを言葉にすると、在るのか無いのかも定かでなかった微妙な心の動きが 突然輪郭を帯び、グワンと音量を増し、制御の効かない動作を始める。 特に寂しさや悲しさは言葉にしてしまうと、 その後の予期せぬインパクトが怖い。 だから、重たい感情には目を向…

カエルはカエルらしく

コーヒー。 若い頃に好んで飲むことはなかった。 でも大学院に進むと連日夜遅くまで勉強をする事が多くなり いつの間にかコーヒー無しでは一日がもたなくなった。 目的はカフェイン摂取だったので、味などは気にせずコンビニの安いコーヒーばかり飲んでいた…

徒労に終わるのか

ダイエットを決意して早3週間目。 気が付くと検診まであと1カ月余りとなってしまった。 小学校の時は足が速くて、全国小学生リレー大会に出場した経験もある。 あの頃は身軽だったし、体を動かすのは苦どころかむしろ楽しかった。 中学に入って、水泳部に入…

213g

先日213gの封書を郵送した。 コピー用紙が一枚4gとすると何と53枚分だ。 送ったのは本でもなく、冊子でもない。 自宅のプリンターで1ページずつ印刷した紛れもない紙たち。 このデジタル時代に一度に50枚以上もの紙を送っている人間がどれだけいるだろう。 …

文明の力

今朝、リハビリセンターに入院中のご近所さんをセンターまで迎えに行った。一時帰宅が許可されて、久しぶりのご自宅での一泊が叶う。 脊髄狭窄症手術後のリハビリをされているのだが、足取りもしっかりしていて、杖いらず。御年84歳とご高齢にも関わらず、手…

可愛くなくなってしまった

今週に入って最低気温がグンと下がってマイナスの毎日。 寒いと出不精に拍車がかかります。 だからクリスマスやお正月で食べ過ぎるのに動かない冬は例外なく太ってしまう。 そんなもんだと思っていたし、そんな自分と付き合ってもうそろそろ半世紀、「セルフ…

海外生活、不便と大変さの向こう

外国に住んでみて初めて知る日本の良さ。 日本に住んでいると当たり前すぎて気にもかけなかった事が 実は世界では稀にみる質の高さだった、ていうのはよく聞く話しですよね。 代表的なのは治安の良さですが、配達時間の正確さやサービス業に従事する方々の対…

蝿の王

読書するなら日本語がいい。 言葉が流れるまま心に届くから。 英語は何年も勉強や仕事に使ってきたし、情報収集や情報伝達には役立つけれど、日本語で生まれ育った心とは無視できない隔たりがある気がしている。 本を読むのは好きだけれど、読書に目覚めたの…

期待値低め

生まれてからそろそろ半世紀。 ひと所に落ち着かずに 国境どころか大陸をも超えて移動してきた。 去年他界した主人はユダヤ系で、 彼の多くの先祖がそうしてきた様に住む場所を転々とする運命なのかな、 とどこかいつも心許なさと寂しさを感じていた様だった…

そろそろ。 もうそろそろ。 、と最近自分の声が日々聞こえている。 何かを始めなければならない日は近づいていて ぼんやりと窓の外を眺めているのも、Youtubeを漁る時間も、だんだんと落ち着かなくなってきた。 まだ色々と手続きは残っているけれど、 家で通…