今週に入って最低気温がグンと下がってマイナスの毎日。
寒いと出不精に拍車がかかります。
だからクリスマスやお正月で食べ過ぎるのに動かない冬は例外なく太ってしまう。
そんなもんだと思っていたし、そんな自分と付き合ってもうそろそろ半世紀、「セルフラブ」などという言葉の流行も相まって、ぐうたらな自分も歩くごとにタプンタプンと弾む贅沢なお肉ちゃんたちも可愛いもんよね、などと思い始めていた。
でも、独り親になってしまった今、子供たちが独り立ちするまでは何としても健康でいなくては、と強く思う。
それがここ数年、食生活にも活動のレベルにもそれほど変化はないのに、更年期に入ったせいか、色々体調に変化が出始めていた。
そこで、子供たちのためにも、やはり一度健康診断を、とかかりつけのお医者さんに診察をお願いした。血圧が少し高めで、血液検査にちらほらと異常値も見られた。
結果、お医者さんはニコリともせずに言い放った。
「まず3キロやせましょう。薬飲み始めると止められませんよ。」
なんと、もうすでに見た目でのポッチャリを通り越して、医学的に見ても太りすぎの域に入ってしまっていたのだ。
ぽっちゃりは可愛い。
でも更年期に入った「太りすぎ」は危ない。
医学的にみると色んな病気になるリスクが数十パーセント単位で爆上がりする。
もう、可愛いなどと言っていられないのだ。
これからは危機感を持って脂肪と対峙する事にする。
2カ月後には経過観察の予約が入ってしまっている。
いつもニコニコしていたお医者さんの真顔は案外怖かった。
可愛い子供たちには絶対見せない顔だった。
寒いけど、私、がんばるわ。