年末年始の忙しい時期を前に…
家族みんな元気で楽しく過ごしたい時期を前に…
配管の問題もついに解決を見、
我が家の蹄鉄さんもピカピカに磨いて福に溢れる新年を迎えてやろうと意気込んでいた矢先に…
何の前触れもなく、ヤツが再来。
あれは日曜の朝。
今冬一番の冷え込みで気温は-3度。
だからと言ってこなすべき家事は無視できない。
朝食を済ませて、コーヒーを淹れる間、
洗濯籠を抱えて洗濯機のある地下へと下りて行った。
寒くて筋肉が緊張していたせいかもしれない。
寒くて早く済ませたくて変に急ぎ過ぎたせいかもしれない。
うん?、と一瞬違和感がよぎったものの、あまり気に留めず、
食器を片付けて、コーヒーで一息。
そして、さぁ、掃除機でも、と立ち上がった瞬間、
「あ、ああぁぁ。。。」
元気な時は存在を意識しない体のパーツ。
そんな存在を意識せざるを得なくなるのは、そう、痛み。
腰だ。腰は大切だ。よく知っているはずなのに。
一度痛みが去り、労わる事を忘れると時々、こうして唐突にストライキを起こす。
腰に痛みがあると歩くのも、立つのも、座るのも、寝ころんでいるのさえも大変だ。少し動く度に「あぁぁ…たたた。」と声が出る。
と、何故かこみあげる笑い。
「ふははっ…あぁぁ…たたた。」
笑うにも腰を使うらしい。
人間と言う生き物は複雑で、突然の痛みに襲われた時にはそれに対応するメカニズムとして、脳内で鎮痛作用もある幸福になる物質を分泌するらしい。
痛みに耐えながらも、笑ってしまう自分がまた可笑しくて
「ふははっ…あぁぁっ!ふははっ…あぁぁ…たたたっ!」を繰り返す。
それを見て子供たちにも笑いが伝染する。
「ママ、だいじょうぶ?クックッ…」
悪いと思うのか堪えているのが分かる。
「ひどい。ママが痛いっていってるのに、笑ったでしょう。ふははっ…あぁぁぁ…たたたたっ!!」
「いや、ママが先に笑ったからでしょう!クックッ…ハッハッハ」
こうなると、もう、止められない。
痛いし、悪化させるとヤバイので、その日は大人しくできる限り安静にしていたが私がやむを得ず立つ度に笑いが起こり、いつになく笑い声が溢れた一日となりました。
腰痛は厄介だけれど、笑い合えたこの日には感謝。
そして今日はようやくこうしてコンピューターの前に座れる様になりました。
皆様におかれましても、寒いとあちこちのカチコチになりますので、
私と同様熟れ頃の方々はどうぞお気を付けてお過ごしください。