私は、私を知る人達の中では、おそらく陽キャラ。
人を笑わせたい、と言うよりは、皆と笑っている時間が好きだから。
くだらない事で笑ったな、楽しかったな、と後で思い返せる良い時間を過ごしたいから。
でも、人生には色々あって、能天気な私だって、いつも笑っていられないし、笑いたくない事だって、笑えない事だってある。
だからと言って、久しぶりに会う友人や、家族、知り合いの前で、陽キャラじゃない自分の出番などあるわけがない。だから、意識して、ちゃんと明るく過ごす事に徹する。
わたしがブログを書く理由。それはそんな出番のない私のちょっと真面目で、ちょっと感傷的で、ちょっと根暗で、ちょっと詩的な面が、それぞれの出たいタイミングで表舞台にしゃしゃり出られる場所だから。
ただ、これは裏を返せば、このブログは何の一貫性もなく迷走極まりない状態で、現時点では誰からも何も期待されていないブログだ、とも言えるわけで…、観客のいない舞台で一人芝居を演じているような、「これって何のため?」という感覚が常に頭の隅にある。
これまで日の目を見なかった隠れたキャラ達は、ブログという表現の場を得たには得たけれど、アクセス数ゼロの日もあるようなこ~んな弱小ブログでは、やっぱり日陰から一歩も出られていないという紛れもない事実。
それでも、健気な陰キャラ達は、今日にでもPVがグーンと伸びて本当の意味で陽の光を浴びる日が来るのではないかと、日々アクセス数をチェックする事を欠かさない。
日々表舞台に立つ陽キャラの身としましては、ブログを始める前は時々キーっとなってボイコットせざるを得なくなっていたのが、この陰キャラ達の自己表現の場が確保できた事で、何とか穏やかに過ごせているという状況ですので、恩返しに、とでも言いますか、何とかこの子達が夢見ている世界を現実にしてあげたいな、と思っていました。
そこへ今回タイミングよく、はてなブログ様から「特別お題「わたしがブログを書く理由」を書いて文フリに参加しませんか?」とお誘いを受けたと言うわけです。
これは何かの足掛かりになるやもしれません。
陰キャラ達は、「え~、私たち陰で陽キャラちゃんを支えるのが好きなのにぃ~。」、とモジモジして、なかなか「公開」ボタンを押させてはくれませんでしたが、まんざらでもなさそうですので、内緒で押しておきます。
はてなブログ様、お誘いありがとうございました。