手持ち無沙汰な時、温かいお茶のお供にでもして頂ければ、うれしいです。

胸の高鳴り

長く大人をやっていると何事にも大して動じなくなり、胸が高鳴るなんて事はあまり無くなりますよね。

 

小さい頃は初めて体験する事が多くワクワクドキドキ。

思春期を迎えると自意識過剰気味になり赤面ドキドキ。好きな人の事考えて初恋ドキドキ。

新社会人になると責任も出てきて失敗しないかハラハラドキドキ。

結婚すると一気に家族や親戚が増えカルチャーショックを受けておどろきドキドキ。

子供が生まれると心配ドキドキ。

 

私の場合これに海外での暮らしが加わるので、多少の事では心拍数が乱れる事はありません…でした。

 

しかし、去年の秋頃からか頻繁に胸の高鳴りを感じるようになりました。

つい数日前も息子の高校から電話があり、切った後、ドッキドッキ、ドッキドッキ。耳の中に心臓があるのかと思う程の状態がしば~らく続きました。

 

どうせ久しぶりにダンディなお兄さんとでもお話しできて嬉しかったんでしょうって?

 

いいえ。残念ながら電話の主は極々平淡かつ事務的な声のお姉さん。内容もストレスフリーの簡単なものでした。

 

じゃぁ、なぜ?

 

それはきっと、あのコー、コー、好、公、興…

ほら、好きか嫌いかに関わらず、誰にも公平に訪れる、これさえ乗り越えれば残りの人生は笑い興ずるのみという…

 

そう、更年期っ!!

 

色々体調にも変化がでてきておりますので、ほぼ間違いないかとは思いますが、

念のため健康診断にでも行ってこようかしらと思う今日この頃。

 

おそらく、もうしばらくは付き合う事になりそうなこの胸の高鳴り。まだ初々しかった若かりし頃のドキドキを懐かしみながら、うまくやっていくしかありません。

 

ただ、ちょっと寂しいのは、これからは「あー、甘い物が食べた~い!」、とエクレアをほお張ったり、「あ~、塩っ辛い物がたべたーい!」、とポテチをほお張ったりという、欲求に任せた自由奔放な生活が身体に直に悪影響を及ぼしそうなところ。

だからって、コロナ禍で籠っている生活が長くなったせいで余計に怠惰な生活に甘んじていたこの私。急に健康志向へと舵をきれと言われても全く自信がありません…。

 

 

でも、これからも元気でいるためには、年季の入ったこの身体、ちょっとは慈しんで、愛おしんで、大事にしてあげないと。

 

みなさんも、どうぞお身体大切に~。

 

Every human heartbeat is a universe of possibilities.

人の鼓動一回一回が、可能性を抱く宇宙だ。

         ― Gregory David Roberts

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