手持ち無沙汰な時、温かいお茶のお供にでもして頂ければ、うれしいです。

今日もここに

あの春の冷たい雨の日に子供達と親子3人になってから、

一日、また一日と、支え合いながら過ごし、早1年と少しが経ちました。

 

そして、これからも3人で助け合いながら、

前を向いてコツコツと生きていくために

出来る事がないか色々模索する日々です。

 

息子には障害があり、まだ必要な娘の送り迎えの事などもあり、

現時点で外でフルタイムで働くのは難しい。

 

そこで需要があるかは甚だ怪しいけれど、

ここひと月は、お話を書いてみたり、あまり知られていないフランスの小さな街へ行っては写真を撮ってインスタグラムに上げてみたりしています。

 

出不精で、家族の事にしか目が向いていなかった私が、ほんの少し活動的になり、

天気がいい日などは、「少し出かけてみようか」という気分になるので、驚きです。

 

SNSに繋がって思う事は、世界中の至る所に住む人々が何かを形にして誰かに届けようと懸命になっている姿が微笑ましいな、という事。ちょっと盛り過ぎな写真も、行き過ぎなReelも、その裏の人が「私/僕はここにいるよ~」と大きく腕を振り飛び跳ね声を上げているのが見える様で、全てにいいねを付けたくなってしまう。

 

閉ざされていた暮らしの窓が少し開いて

フランスの片隅のここにいる私が

色んな境遇にある多くの人の存在を知り、

Followやいいねを通して円陣を組み

「今日もがんばろうね」とお互いに元気づけ合えている感覚。

 

という訳で、慣れない事を始めたせいで、最近ブログは読み専門になってしまっていました。寝る前のひと時、更新された皆さんのブログを一巡するだけで明日への活力チャージになっているので、はてなブログの恩恵は十分受けてはいるのですが、やっぱり私もどこかで、「今日確かにここで生きている」という事を誰かに知ってもらい、「がんばろうね」と言ってもらいたいのだと思います。

 

私は今朝も無事に目覚め、生きています!

どうぞ、皆さんの今日がいい日でありますように。