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天井落ちて家籠りの夏

居間の天井の雨漏りが始まってかれこれ2カ月弱。

 

yamatopiece.hatenablog.com

 

気が付いて直ぐに近くの修理屋さん何件かに連絡をしたけれど、今夏の悪天候のせいかどこも忙しいようで見積もりに1週間、問い合わせ1件につき1週間、となかなか前に進まずジリジリしていた。なぜって、その間も毎日天気予報とにらめっこして大雨の予報が出る度に被害が広がらないように祈るように過ごさないといけなかったから。

初めは小さかった天井の穴は、雨漏りする度に少しずつ大きくなり、それと共に心配と共に焦る気持ちも膨らんでいった。

 

雨漏り発生から1カ月程経った7月上旬、ようやく修理屋さんから3週間後に作業できると連絡がきた。その頃は夏らしい晴れの日が続いていて、このまま天気がもてば大丈夫かも、と少し安心した。…しかし、そんな私を嘲笑うように、お日様マークで溢れていた週間天気予報に突然雷雨のマークが出現した。おまけに大雨注意報までついていた。

 

最近の天気予報は高い確率で当たる。そして祈り空しく予報通りの雷雨に見舞われたその日、別の場所から雨漏りが始まった。天井見上げると最初の雨漏り箇所から新しい雨漏り箇所を繋ぐように少し天井が撓んでいるように見えた。これはヤバイかも、と思ったものの雨水を受ける容器を増やす以外に何をできるわけでもなく、雨が小降りになったのを見届けて不安を抱えながらも寝た。

2時間ほどウトウトしただろうか。

ガシャーン!

聞いたことも無いような大きな音がした。

何事かと思い、急いで居間に行ってみると、何と天井の一部が崩落していた。

どうやら天井材の裏の断熱材が雨水を吸って膨張し、それを支えきれなくなったらしい。

屋根や天井の構造を知っている人であれば予想できた結果なのかもしれないが、そう言う事に完全に無知な私は、想像だにしていなかった結末にかなりのショックを受けた。こうなる可能性がある事を知っていれば近場の屋根業者さんだけじゃなくてもっと早く修理に来てくれる人を必死に探していただろうが、それも後の祭り。

 

まぁ、一つ良かった事と言えば、住宅保険の被害を査定する調査員の人が来たのが天井が落ちた後だった事だろうか。きっと小さな穴のままだったら被害補償額にも差が出ていただろうから。それに、長く雨水と湿気にさらされた断熱材は黴臭く、こちらも保険で取り換えられるのはありがたい。

 

そして今朝、待ちに待った修理屋さんが来てくれた。

古い家。これまでも色々修理してきたけれど、配管など目に見えない所は問題対処するしかないが、屋根なんかは定期的な維持管理が大切なのだな、と思い知らされた。

 

大きな出費は痛い。

夏休み、子供達とどこかへ出かけたいと思っていたが日帰りが精一杯かな。

オリンピックが家籠りを楽しくしてくれるといいのだが。