手持ち無沙汰な時、温かいお茶のお供にでもして頂ければ、うれしいです。

Entries from 2024-04-08 to 1 day

2年

大切な家族を亡くして早二年。 あの日は朝から冷たい雨が降っていた。 彼はよく「僕は雨を呼べる。」と言っていた。 だから、きっとさよならを言っているんだなと思った。 桜の開花の知らせを聞くこの季節。 薄暗く寒い日々が過ぎて、花も鳥も虫も一気に目覚…