手持ち無沙汰な時、温かいお茶のお供にでもして頂ければ、うれしいです。

「絵ぐらい誰にだって描ける」へのチャレンジ第一弾 ~白い熊~

さて、普通の画用紙と、子供の筆箱から借りた、これも至って普通の鉛筆と消しゴムで絵を描いてみるチャレンジ第一弾!

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絵を描く時には、何を描くか、というのが最初に直面する問題です。

やはり、何事も、「面白くて止められない」という境地に達する事が、才能開花への一番の近道だと思うので、まずは、描きたい物を見つけるのが大切…。

 

とは言え、基礎が全くない所から描き始めるので、技量を大幅に超えた物を描いても、おそらく失敗する事は目に見えています。

失敗すると、せっかくのやる気も失せてしまいます。

そう、これは何かを始める時の基本です。目指す所がどこであれ、そこへ到達するための最初の一歩は、ABCでありドレミです。

 

という訳で、私も記念すべき初デッサンは何度でも微細まで観察できる写真をモデルに描いてみる事にしました。

 

今回選んだ写真は、某雑誌で特集が組まれていた突然変異で色素が無く、白く生まれた熊。茶色の熊の中でたった一匹、ホッキョクグマかと見紛うぐらい見事に真っ白なのです。熊は群れで生活するわけではないので、他の熊から仲間外れにされるという問題はないにせよ、やはり、どこか特別に生まれた物が避けて通れない孤立感が漂います。

もちろん、森の中の白い熊にしてみれば、そんな哲学めいた事などは全く問題ではなく、濃い緑の中で目立ちすぎて日々の糧を得るのが困難で、始終お腹が空いている事以外は頭にないのかもしれませんが。

 

どう生まれて来るかなんて、誰も選べません。

でも、生まれたからには、どんな条件下でも、とにかく懸命に生きていくのです。

 

さぁ、皆さんにご挨拶なさい。

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