手持ち無沙汰な時、温かいお茶のお供にでもして頂ければ、うれしいです。

ヨハン セバスチャン バッハ Jesu bleibet meine Freude

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古本屋で見つけた「Alfred's Basic Piano Library Classic Themes」。

一見、音符もまばらで、少し練習したら弾けそうな感じがするので、

挑戦してみる事にしました。

 

まずは右手のメロディーから。

音符自体、読むのは難しくありませんが、決められた指を使って弾かないと、

あっという間に指が足りなくなって、気の向くままには弾けません。

無理にあらがうと、指が変に交差したり、広がったりして…

「アイタタッ」、

と手首の上辺りから指先まで吊りそうになります。

やはり指使いの指示のある所は、ちゃんと理由があっての事なんだな、と感心し、

納得し、今度は素直に従う事に。

 

「失敗して痛い目をみて、体得していく」を実践中。

何事にも通じる様な気がします。ハイ。

 

で、曲の方ですが、初心者用にアレンジしてあるにも関わらず、

流石バッハさん、素人の私の心にも強く切なく美しく響くのです。

そして、なんと私でさえも聞き憶えのある曲です。

きっと、クラシックがお好きな方にすれば、

「おのれ、こんな有名な曲も知らんのか!恥を知れ!」

、とお怒りをかうやもしれませんが、なにぶん、無知なので、お許しください。

 

で、私と知識のレベルが同等の方で(どの位いらっしゃるか不安ですが…)、

「興味があるな」と思われる方々のためのリンクです。視聴もできますよ。

http://www.worldfolksong.com/classical/bach/jesu-joy-bach.html

 

ちなみにオリジナルはというと

 

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こんな感じです。

こうしてみると、私の教本に載っているのは、オリジナルの一段目だけですが、

そこまで大きくアレンジされていないように見えます。

 

という事は、かつてバッハさんが作曲したように、

時を超えて今、私がピアノを奏でているという事!?

この美しい曲を、何とか流れる様に弾きたい!

さあ、一人でどこまで弾ける様になりますか。

 

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バッハさんは言っていました。

It's easy to play any musical instrument: all you
have to do is touch the right key at the right
time and the instrument will play itself. -- J.S. Bach 

(*注:バッハさんはドイツ人。なので、おそらくドイツ語で言ったのだと思われます。)

「どんな楽器も弾くのは簡単ですよ。

だって、ただ、正しい音を正しいタイミングで出すだけで、

楽器が音楽を奏でてくれるんですから。」J.S.バッハ

J.S.B: 「何度言ったら分かるんだ!だから、そこは、タイミングが違ーうっ!!」

わたし:「そ、そんなに、怒らないでください、バッハさん。」

 

目指すは、(バッハさんが苦虫を嚙み潰したような形相で見守る中?)

悦に入って弾く事です。